乾電池は普段使っていることも忘れるくらい身近で、目には見えない所でたくさん使われています。
しかし、乾電池はたくさんあり過ぎて何がどう違うのか?今までほんの一部しか知りませんでした。

乾電池は種類やサイズが多いから、何が違うのかわからないわ・・・
そんな大切なアイテム「乾電池」の種類やサイズ・電圧などを詳しく深堀りしていきます!
実は、私が乾電池について調べてみようと思ったきっかけがあります。
それは何かというと、災害時避難バックに保管した懐中電灯用の乾電池を確認したこと。
乾電池の種類やサイズにとどまらず一番気になるのがやはりどれだけの期間保管して使えるものなのでしょうか。
そんな疑問を解消すべく、乾電池の種類やサイズごとに違う電圧・使用期間を紹介していきます!
災害時にもあると安心なモバイルバッテリーとライト付ラジオと乾電池の防災セットです!
定期的に電池の使用期限をチェックして、いつ起こるかわからない災害に備えましょう。
期限が近くなったら買い換えて古いものは普段用として使ってくださいね。

乾電池の種類やサイズで見る日本と米国の表記方法

日本国内で販売使用されている乾電池の種類やサイズはおそらくなんとなく記憶にありますよね。
実は、それだけではなく乾電池には国際規格と米国規格の2種類があるのをご存じでしょうか?
それは、「国際規格(IEC)、日本産業規格(JIS)」ともうひとつ「米国規格(ANSI)」に定められた表記方法になります。
IECとJISは日本ではひとまとめにした同様の表記になっていますが、米国規格は普段あまり目にすることがないかもしれません。
始めはなんのことやらと私もはてなマークでしたが、簡単に説明をすると乾電池の種類やサイズを表す表記方法になります。
それだけではやはり完全に理解に苦しむ・・・ということで、一目すれば違いがわかるように国際規格と米国規格をリストで比較しました!
乾電池の種類ごとに表記は違いますので、次章の「乾電池の種類やサイズ別表記の違い解説!」のリストを参考にしてください♪
乾電池の種類やサイズ別表記の違い解説!
まずは、乾電池の規格や表記方法をそれぞれ規定ごとに比較をしていきます!
国際規格と日本産業規格の両方で定められた表記は、国内では一定の表記となっています。
乾電池の種類ごとに一覧にしました♪
表記を知ればきっと乾電池の種類が今までより理解できます!!
頭文字のアルファベットは、乾電池のアルカリ、マンガンを区別するための表記になります。
日本で馴染みのある乾電池の呼び方は、一般的に単1、単2、単3などです。
しかし、アメリカではその呼び方が全く異なり、AA・AAAなどが一般的になっています。
乾電池の種類やサイズを確認することはあっても、馴染みのない型番というものを普段気にすることはほとんどありませんよね?
ただし、家電品やおもちゃなどの乾電池が切れて購入の際には種類やサイズを確認したり持参したりして購入するかと思います。
どれも使えるならば使ってしまえばいい、そんな風に思っていませんか?

しかし!規格によっては、電圧も違い大きなトラブルになる可能性もあるのです。
電圧の合わない種類の乾電池を使い続けることによるリスクが考えられます!
機器の破損や発火にも繋がる危険性も出てくるのです。
「乾電池の種類と用途で比べる電力消費量の違い」でも詳しく説明していますので豆知識としてぜひチェックしてくださいね♪
適性である乾電池の種類・サイズ必要最低限の知識を身に着けて安心安全に使用していきませんか?
表記で乾電池の種類を把握する方法紹介♪
日本国内で使用されている乾電池の種類やサイズはなんとなく見覚えがあるのではないでしょうか?
国内で出回っている乾電池は単1から単5までが標準的な種類です。
単6については日本でほとんど目にすることはなく、米国規格(海外メーカー製造)のため、主に通販で購入する以外入手方法はありません。
馴染みのある単1から単6の乾電池を国際規格(IEC)、日本産業(JIS)の表記別に一覧にまとめました♪
- 単1(LR20/R20)
- 単2(LR14/R14)
- 単3(LR6/R6)
- 単4(LR03/R03)
- 単5(LR1/R1)
- 単6(AAA/米国規格で日本ではほとんど見られない)
単6という表記は日本国内のみとなっており、国内の販売店でも残念ながらあまりみかけることはありません。
米国ではAやAAといった呼び方がポピュラーです。
米国規格の乾電池になるので海外メーカーでのみ製造されています。
乾電池は種類やサイズによって使用用途はそれぞれです。

単6に関しては用途が少なくタッチペンの電力がほとんどのようです!
乾電池の種類と電圧を形状ごとに比較!!

電圧とは電池に蓄えることができる電気容量を示します。
乾電池は、種類や形状によって電圧がそれぞれ違います。
乾電池ごとに、それぞれが蓄えられる電圧の容量が決められているのです。
もちろん私自身、普段何気なく使っている乾電池ですが種類や電圧なんて気にしたことがありませんでした。
けれど、間違った電圧を使用することによって機器に損傷が起きて問題が生じます。
適正の電池をきちんと使い分けて、もしかしてのトラブルを回避しましょう!
- 一般的によく使用されている筒形の乾電池はアルカリ・マンガンともに1.5V
- 四角のアルカリ乾電池は9V
- 一番大きな電圧では、スマホの電池などにも使用されているリチウム電池2.7~3.7V
上記の3点が乾電池の電圧目安になります。
日常の中で乾電池を何気なく使っていましたが、電圧について考えたのは今回が初めてでした。
コンセントや充電器などはアンペアを気にしていたのにも関らず、電池について深く考えてこなかったのは自分でも不思議なくらいです。
実はお恥ずかしながら電池の種類についても、アルカリとマンガンの違いも全く知りませんでした。
けれど、今回いろいろなことを調べる中で知識として身に付いたことはたくさんありました。
知らないよりは知っておきたい!乾電池の豆知識をぜひ共有できたらなぁと思います。
乾電池の種類と用途の違いを比較!重要な保管法も解説!

乾電池もまた日用品と同様で、消耗品になりますよね?
日常使い続けていると、当然のことながら使用期間も終了してしまいます。
そこで、ここからはできるだけ交換時期を延ばし交換の手間や出費を抑えるべく乾電池の知識をより身に着けていきたいと思います。
まずは、「アルカリ」「マンガン」「リチウム」3種類ある乾電池の特性を覚えてそれぞれに適した使用方法で使えるようにしていきたいですね♪
乾電池の正しい用途や保管方法を知ることで、安全に使用期間が延びてコストダウンにも繋がり一石二鳥です♪
知りたい!覚えたい!を深堀りして、乾電池の種類や用途をいろいろ調べたので参考にしてくださいね!
乾電池の種類と用途で比べる電力消費量の違い!
乾電池の種類には「アルカリ」「マンガン」「リチウム」の3種類があります。
それぞれの種類が特性を持ち、適している使用用途が違うのです。
自宅で乾電池を使用して動いているものを手あたり次第集めてみました!
リモコンや懐中電灯、ガスコンロ、そして毎日使っているスマホに至るまで電池が大活躍していることに改めて感心してしまったのです。
ですが、効率よくそれぞれの特性を生かした用途を満たしていたのは数個でした。
やはり、コスト的にも勿体ない使い方をしていたなとしみじみ感じました。
上記以外でもさまざまな使用用途はありますが、家庭などで使用する場合はほとんどが限定された種類での用途になります。
一方、産業用やパソコン・スマホに使用される大容量のリチウム乾電池は影の力持ちであり普段目につきづらい存在ですよね?
乾電池は種類に限らず消耗すれば交換も必要となるので、消耗品となってしまいます。
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定期的に電池の使用期限をチェックして、いつ起こるかわからない災害に備えましょう。
期限が近くなったら買い換えて古いものは普段用として使ってくださいね。

乾電池の使用推奨期間と種類ごとの保管年数調査!
乾電池には、規格ごとに使用推奨期間というものがあります!

使用推奨期限とは未使用の乾電池を表記期間内に使用開始した場合、電池の性能を保証するものになります。
使用推奨期間と保管期間はともに深い関りがあります。
なぜなら、乾電池は使用していなくても徐々に自然放電してしまうからなのです。
いざというときのために、保管していた乾電池も知らず知らずに電力が落ちてしまい使用するときになったら微力な電力になっている可能性もあります。
そんなことにならないためにも、ぜひきちんとチェックしたいのが使用推奨期間になります!
実は乾電池のパッケージには、製造年月日ともうひとつ、使用推奨期間の記載があるのをご存じでしょうか?
記載された年月が、使用推奨期間となっているのです。
我が家にある乾電池のパッケージにも、きちんと使用推奨期間と記載がありましたよ♪


半年ほど前に購入したものになりますが、アルカリ電池の使用推奨期間の目安としては3年から5年が基準となります。
規格によって推奨期間は変わるので、比較できるように乾電池ごとの使用推奨期間をリストにまとめました。
購入の際はぜひ、パッケージも一度チェックしてみてください。
(平均的に見た保管期間になりますので保管環境により変動があります。)
- マンガン
単1・単2・・・2年~3年 - アルカリ
単3・単4・単5・・・3年~5年 - リチウム
5年
最近では10年もの長い間、保存可能なアルカリ電池も普及していてビックリしてしまいます。
長期保管が可能ならば災害などのために、もしもの備えも安心といえますよね?
ですが気を付けてほしいのは、乾電池は少しずつ自然放電してしまう性質があるということです。
定期的に使用推奨期間の確認をぜひおススメします!!
保存食の期限と同様に、乾電池の期間をセットでチェックするのを習慣化するともしものときのためにまとめて安心ですね♪
まとめ

- 乾電池の表記にはIECとJISが定めた日本国内で使われているサイズや規格とANSIに定められている米国規格の2種類がある
- 電池の表記はLR(アルカリ)、R(マンガン)、AAA(米国規格)の3種類がある
- 電圧の大きさは筒状のアルカリ・マンガンが1.5V、四角のアルカリが9V、リチウムが2.7~3.7V
- 乾電池の推奨使用期間とは未使用品を表記期間内に使用した場合に性能を保証するもの
- 使用推奨期間はマンガン(2~3年)、アルカリ(3~5年)、リチウム(5年)
- 乾電池の保管期間が10年保存可能な種類の商品も現在では販売されており災害時などに役立つ
今回、乾電池の種類やサイズごとの特徴を知ることによって次に購入の際は今までより的確な乾電池の選び方ができそうです♪
どの乾電池の種類やサイズが適正なのか、長持ちして低コスパで安全に使用していけるのかを今後は気を付けて見ていきたいですね。
今回の記事でお伝えした、生活の必需品である乾電池の知識が役立ってくれたらとても嬉しく思います♪
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