木工用ボンドはなぜいつも、こんなに乾く時間が遅いんだろうか!?
そんな風に思ったことが一度はあるかと思います。
確かに、木工用ボンドは乾くまでに時間がかかりますよね?
木工用ボンドの乾く時間を短縮するには、ドライヤーの温風で早く乾燥させることがポイントとなります。
木工用ボンドといえば、小さいころから工作に大活躍してきた必需品的な存在ではないでしょうか。
けれど、乾くまでの時間待ちきれず何度触ってしまったことか・・・
べったりと手に付いた木工用ボンドを見つめて「やってしまった」と何度、同じ失敗をしたことかわかりません。
そんな乾くまでの煩わしい待ち時間を減らすべく、木工用ボンドの特性を知り時短で乾く方法や上手な使い方などを紹介していきます♪
コニシの「ボンド木工用多用途」ならば、低コスパなうえ幅広い用途で使用可能なのです!
リーズナブルだからといって性能が低いわけではなく、高級家具の木材部分に使われるほど高品質で高性能なおススメの一本になります。
木工用ボンドは乾く時間を短縮して強度アップ!
木工用ボンドは、DIYだけではなく学校の工作などにも使われるポピュラーな接着剤ですよね?
小さいころからお道具箱にも必ず入っていたお馴染みのアイテムですが、乾く時間がかかるのが欠点でした。
そこで!今回は、木工用ボンドの乾く時間を時短してよりDIYや工作を楽しめる方法を紹介していきます。
さまざまなシーンで役立つアイテムですので上手に使いこなしていきたいですね♪
乾く時間の短縮と、正しい使用方法を知れば怖いものなしで最強の接着剤となる木工用ボンド!
木工用ボンドはもちろん!定番の「コニシ㈱木工用ボンド」になります。
お値段もリーズナブルでパッケージは見慣れた黄色ボトル!
家や学校に一本あれば大活躍のボンドですよ!!
ドライヤーで簡単に木工用ボンドの乾燥時短できる♪
まずは、肝となる木工用ボンドを早く乾かすための時間短縮からスポットを当てていきます!
木工用ボンドには成分として酢酸ビニール系の樹脂と水が混合されています。
成分に含まれる水分が乾燥時間を大きく遅らせているわけです。
結論をいうと、水分を飛ばしてしまえば木工用ボンドは早く乾くという答えになります。
通常は、翌日まで触ることなく放置することが多いのではないでしょうか。
けれど、そんなの待ちきれない!早く仕上げてしまいたい!という気持ちはとってもわかります。
もちろんDIYでは、とても翌日までなんて待っていられるわけがありません。
そこで今回試してみたのが、早く乾かす方法三選になります。
この中で一番効果的だったのがドライヤーの熱で直接、木工用ボンドの接着部分を乾かすという手段になります。
公式の乾燥時間では、通常12時間以上が実用強度になり、24時間経過で最大強度になるのだそうです。
実際にドライヤーの温風で試した結果、少量の木工用ボンドであれば10分程度で完全に乾くのが確認出来ました!
使用量により乾く時間に変動はありますが、通常の何倍も速く木工用ボンドを乾燥させられると実感出来たのです。
効率的に木工用ボンドが乾く時間を早める方法
木工用ボンドは完璧に乾かすからこそ強度を増します。
木工用ボンドが乾く時間を短縮するために覚えておきたい項目をリストにしました!
この4項目を念頭に置いて、スピーディーに木工用ボンドが乾くような使い方をしていきましょう!!
余談ですが、木工用ボンドの最大強度がどれくらいかご存じでしょうか?
実は、案外知られていない事実があります!
木工用ボンドは、1cm角の添付で100キロの負荷に耐えられるといわれているのです。
正しく有効な接着方法を守れば、これほどまでに強靭な木工用ボンドの効果が得られますよ♪
特性を覚えて木工用ボンドを上手に使用する方法を紹介
やはり乾燥時間との戦いが木工用ボンドの欠点といえるでしょう。
木工用ボンドは、酸化ビニール系の樹脂と水が混合され適度な濃度で出来ているのです。
そのため乾燥に時間がかかるのは、水分が蒸発するのに時間を要することが理由なのです。
そこで、木工用ボンドが乾く時間の効率アップを助ける使い方の流れをご紹介します!
- その1まずは、土台がきちんと木工用ボンドに適した素材なのかチェック
木工用ボンドには種類があり、木工用・紙などの工作向けや布用などさまざまな種類があるため効果が半減する可能性がある
- その2接着したい土台に木工用ボンドを薄く均一に塗る
このとき、余分なボンドはきれいにふき取る
拭き残しがあると、接着がきちんと出来なくなりボンドが残るので見た目も美しく仕上がらない
- その3完成が翌日でも可か否か
当日に完成したいものであれば、ドライヤーの温風で乾く時間を短縮出来る
しかし、翌日でも大丈夫なものならば重石などをして風通しのよいところで1日(推奨乾燥時間)放置しておくとよいが季節や気温により乾燥時間は変動する
- その4完全に乾燥したことを確認し完成
欠点は、完全に乾燥させていない状態で触ってしまうと剝がれやすく強度も弱いままという部分です。
そして使用量によっては白残りしたり、はみ出したりせっかくきれいに見せようとしても見映えも良くありません。
私自身なぜか何年経っても触ってしまうことが多く、木工用ボンドの扱いに慣れることが出来ないのがデメリットでもありました。
けれど、ドライヤーを使って木工用ボンドの乾く時間を短縮することでそのデメリットもなくなりました。
では、木工用ボンドと他の接着剤の何が違うのでしょうか?
そんな疑問も解消すべくさまざまな情報を調べてみました。
次章「木工用ボンドとセメダインの違いを調査!成分や用途を比較!!」では、木工用ボンド・セメダイン・瞬間接着剤との違い比較をしていきます!
木工用ボンドとセメダインの違いを成分別に比較!!
普段何気なく使っている接着剤にもさまざまな種類がありますよね?
木工用ボンド・セメダイン・瞬間接着剤など同じようで、それぞれに用途や成分は違います。
用途によってボンドの成分が違うのは、接着する素材にきちんと密着し剝れなくするためです。
接着剤ごとの成分や使用用途をわかりやすく一覧にして紹介していきますね♪
木工用ボンドとセメダインは何が違う?違いを解明!
ところで、「木工用ボンド」「セメダイン」「アロンアルファ」では一体何が違うのでしょうか?
単純に考えて用途の違いは一目してわかりますが、成分やどのような素材に使えるのか詳しくは私も知りませんでした。
木工用ボンドは工作などにも使っており、布や紙・木などに使えるのは知識としてありました。
一方、セメダインの用途はプラスチックや金属・アルミなど特殊なものになります。
普段セメダインはあまり使う機会がなかったために、イマイチわかっていなかったのですよね。
そこで三種類の違いを理解するために、木工用ボンド・セメダイン・アロンアルファの成分等を比較しました!
一覧を参考にしてみてくださいね♪
名称 | 使用用途 | 成分 |
---|---|---|
木工用ボンド | 木・紙・布 | 酢酸ビニール樹脂を成分とする水溶性接着剤 水分が木材などに吸収し蒸発することで固化する |
セメダイン | プラスチック・金属・ステンレス・アルミ等 | 酢酸ビニル樹脂・合成ゴム・フェノール樹脂・ホルムアルデヒドなど含む溶剤系接着剤 |
アロンアルファ | 表面が滑らかな金属・硬化プラスチック・金属・ゴム | シアノアクリレートが主な成分の接着剤 シアノアクリレートモノマーが空気中の水分に反応し秒単位で硬化する |
それぞれが素材ごとの使用用途にあった成分で出来ており、最大限に接着強度が出せるように考えられています!
セメダイン・アロンアルファは使用にあたり注意が必要となりますので、詳しくは商品の取扱い説明書を必ずご確認ください
なお、各メーカーホームページからも詳細の確認が可能となります!
引用:セメダイン株式会社ホームページ(セメダイン)
引用:東亞合成株式会社ホームページ(アロンアルファ)
代表的な人気商品♪木工用ボンドの起源はコニシ!
木工用ボンドの起源というものをご存じでしょうか?
実は一番ポピュラーで知られている木工用ボンドのコニシ㈱が起源であり商標登録を行おうとした会社なのです。
経営難だったコニシが、社運をかけて合成接着剤の研究に着手したのが事の始まりだったようです。
その後、ボンドといえばコニシの名を現在も不動なものにしたのが根強い人気の「コニシ木工用ボンド」になります。
しかし、起源の会社でありながらも不備により商標登録は叶いませんでした。
現在はたくさんの会社がボンドという商品名を使用していますが、ボンドにも数々の歴史があるようです。
余談ですが、ボンドの語源はゲルマン祖語となり、「bond=きずな・結束・結合」という意味を持ちます。
なんだか素敵な言葉ですね♪
木工用ボンドとプラスチックの相性は?多用途用で解決
木工用ボンドといえば、木や布、紙などの素材によく使用されますよね?
木工用ボンドの成分はビニール樹脂と水分を含んでいます。
ですので、プラスチックなどの素材には成分が染み込まず木工用ボンドでは完全に接着出来ずに剥がれてしまいます。
ところが!コニシ㈱からプラスチックに対応している「木工用ボンド多用途」が販売されているのです!!
用途としては、プラスチック・陶器・合成ゴム・金属にも使用可能なのです。
工作だけではなくDIYにもとても幅広く使うことが出来ますね♪
コニシの「ボンド木工用多用途」ならば、低コスパなうえ幅広い用途で使用可能なのです!
リーズナブルだからといって性能が低いわけではなく、高級家具の木材部分に使われるほど高品質で高性能なおススメの一本になります。
木工用ボンドの速乾は100均で手軽に入手可能!!
最近は、個人でやっている文房具屋さんが近所になかなかありません。
私が小さいころは必ず近所に一軒はあった記憶ですが、今やスーパー・コンビニなどでもちょっとした文房具ならば手軽に購入出来ますよね?
でも消耗品と考えると意外と割高になってしまうので、出来ることなら低価格で購入したいですね。
そこで!庶民の味方の100均で手に入る木工用ボンドが低コスパでおススメ!!
各100均ブランドでは、ノーマルの木工用ボンド・速乾・瞬間接着剤など素材や用途別に商品展開があります。
特におススメなのが100均で知られる、セリア取り扱いの使いきりサイズ木工用ボンドとダイソー大容量ボトル木工用ボンド2種類になります。
使いきりの手のひらサイズは、子供にも扱いやすいサイズで残ったボンドが固まってしまう前にきちんと使いきれるので無駄がないのがメリットなのです。
大容量ボトルはDIYなどにも大活躍してくれてジャンジャン使えるのでお得ですよ♪
そして、時間がかかる作業を避けたいときに速乾は大活躍するので、速乾ボンドや瞬間接着剤は、急ぎの時にかなり優れもので便利ですね!
来店前にまずは、公式サイトで取り扱い商品などを確認してみてくださいね!
引用:株式会社大創産業公式オンラインショップ(ダイソー)
残念ながらセリアについては公式サイトでは、取り扱い商品全般を確認出来ないのです。
もしも近所に店舗がある場合は、何か必要なものがある際などにでもぜひお立ち寄りください!
まとめ
- 木工用ボンドはドライヤーの温風で水分を飛ばすことで乾くまでの時間を短縮出来る
- 木工用ボンドの主成分は酢酸ビニール樹脂と水分の混合で出来ている
- 乾くまでの時間を早めるには木工用ボンドを塗りすぎない・二度塗りしないことがむらなく乾く方法
- 的確な方法で接着乾燥すると1cm角の添付で100キロの負荷に耐えられる強度がある
- 木工用ボンドとセメダインの違いは成分や使用用途・製造メーカーの違いである
- 木工用ボンドは多用途用ならばプラスチックも接着可能
木工用ボンドは小さいころから慣れ親しんだ身近な接着剤という感覚があります。
やはり工作といえば木工用ボンド!
乾くまでの時間を減らし、効率よく有効的にこれからも使い続けていきたいですね♪
コニシの「ボンド木工用多用途」ならば、低コスパなうえ幅広い用途で使用可能なのです!
リーズナブルだからといって性能が低いわけではなく、高級家具の木材部分に使われるほど高品質で高性能なおススメの一本になります。
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