猫を飼い始めてから、家の中で使うものに今まで以上に敏感になりました。
特に気になったのが「ボンドの臭いって猫にとって大丈夫なの?」ということ。
私はハンドメイドが大好きで、できればキャットタワーや猫用のおもちゃも手作りしてあげたいと思っています。
でも、ボンドの強い臭いは猫の嗅覚に負担をかけるのでは…と不安になり、思い切って接着剤の種類や安全性について調べてみました。
この記事では、猫と暮らす家で使える“安全な接着剤の選び方”と“NGなボンド”をわかりやすく紹介します。
猫はボンドの臭いに敏感?|まず知っておきたい猫の嗅覚と危険性

猫を飼い始めてまだ間もない私は、キャットタワーやおもちゃを手作りしたいと思う一方で、「ボンドの臭いって猫にはきついのかな?」と気になり始めました。
というのも、猫って人間の何倍もニオイに敏感ですよね。
強い香りの洗剤に反応したり、知らない匂いを嗅ぐと目を細めたり。
日常の様子だけでも、嗅覚の鋭さがよくわかります。
一般的に、溶剤を含む接着剤にはシンナーのような揮発性の成分が含まれており、猫にとっては刺激が強すぎることがあります。
特に、においが強い接着剤は、猫のストレスや不快感につながりやすく、長時間近くにあると体調に影響する可能性もゼロではありません。
だからこそ、猫の生活環境で使う接着剤は慎重に選ぶ必要があるんだと、調べながら改めて実感しました。
よく使うボンドは猫に平気? NGな接着剤とOKな接着剤を一覧で紹介

私自身、ハンドメイドで色々な接着剤を使いますが、「これは猫にはどうなんだろう?」と思うものがたくさんありました。
そこで、一般的に使われるボンドを、猫にとってNG・比較的安全の2つに分けて整理してみました。
🐾 NG(避けたい)接着剤
- 瞬間接着剤(シアノアクリレート系)
→ 刺激臭が強く、猫の近くでは使用NG。 - 強力接着剤(溶剤入り)
→ G17のように臭いが強いタイプは特に危険。 - 金属・プラスチック用の溶剤系ボンド
→ 揮発性が高く、猫の体に悪影響の可能性。
🐾 OK(比較的安全)接着剤
- 木工用ボンド(酢酸ビニル樹脂系)
→ 水性でニオイ控えめ。乾けば無害になる。 - グルーガン(EVA樹脂)
→ 熱い時以外は無臭で扱いやすい。 - デンプン系ののり
→ 子ども向け工作にも使われる低刺激タイプ。
もちろん「絶対に安全」ではありませんが、猫の生活空間で使うなら、これらの低臭・無臭のタイプが安心です。
私は猫がいる部屋で作業をするときは、グルーガンをよく使います。
グルーガン本体や冷えてないグルーガンに猫が近づかないように場所を工夫して作業すれば、臭いも気にならずに使えますよ。
猫用キャットタワーやおもちゃを手作りするときのおすすめ接着剤3選

私はハンドメイドが好きなので、できれば安全な接着剤で手作りを楽しみたい派です。
そこで、「猫用のものを作るときに使いやすい安全寄りの接着剤」を3つに絞って紹介します。
① 木工用ボンド
キャットタワーの布貼りや麻縄を巻く部分にぴったり。
乾くと透明になり、カチカチに固まらず比較的柔らかいので、猫が触れてもケガの心配が少ない点も魅力です。
② グルーガン
おもちゃや小さなパーツを付けるときに便利!
接着が早く、ニオイもほぼ無し。
ただし、噛み癖がある猫の場合、接着部分をガジガジされると取れる可能性があるので注意してください。
③ 布用ボンド
フェルトや布のおもちゃを作るときに活躍します。
水性タイプを選べばニオイがほとんどなく、乾いた後も比較的柔らかい仕上がりになります。
どれも「猫と暮らすハンドメイド」に使いやすいものばかりです。
接着剤を使うときの注意点|猫の安全を守る5つのポイント

接着剤自体の安全性も大事ですが、使い方を間違えるとどんなボンドでも危険になります。
作業に慣れていない猫初心者として、以下はとても意識したいポイントです。
✔ 作業中は必ず猫を別室に
ボンドの臭いを嗅ぎに来たり、手についたまま触れたりすると危険。
✔ 完全に乾くまで猫を近づけない
「乾いたら安全」と書かれていても、乾く前は揮発成分が出る場合があります。
✔ 接着剤を出しっぱなしにしない
興味本位で舐める恐れがあります。
✔ 換気をしっかり
特に木工用ボンド以外の接着剤を使う時は必須。
✔ 噛み癖がある猫は要注意
接着剤部分をガジガジされると取れたり破片を飲み込む恐れがあるため、作ったおもちゃの耐久性もチェックしましょう。
少し手間はかかりますが、猫と暮らすなら必ず守りたいポイントばかりです。
まとめ|猫に優しい素材を選んで、安心してハンドメイドを楽しもう

猫と暮らし始めると、「これ大丈夫かな?」と心配になることが本当に多くなりますよね。
私もボンドの臭いが気になって調べましたが、結論としては、木工用ボンドやグルーガンなら比較的安全に使えることがわかりました。
ただし、どんな接着剤でも
- 作業中は猫を遠ざける
- 完全に乾かす
- 接着部分を猫が噛まない工夫をする
この3つは必ず守りたいところです。
安全に気をつけながら、猫が喜ぶキャットタワーやおもちゃを手作りできたら、今よりもっと楽しい「猫との暮らし」になりますよ。


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