猫を飼い始めたばかりの私は、最初に悩んだのが「猫砂」でした。
どれを選べばいいのか分からず、試しに買ってみた砂を使ってみたところ……なんと、うちの猫がその砂を食べてしまったんです。
あわてて調べてみると、猫砂にはさまざまな種類があり、素材によって安全性や特徴が大きく違うことを知りました。
今回は、私が調べた「猫砂の種類」と、「猫が砂を食べてしまう原因・対策」、そして実際に使ってみたおからの猫砂の感想をまとめます。
🐾猫砂にはどんな種類があるの?

猫砂には大きく分けて次の5種類があります。
それぞれに特徴があり、猫の好みや飼い主の生活スタイルによって合う・合わないが出てきます。
① 鉱物系(ベントナイトなど)
最も一般的なタイプで、よく固まり、消臭力も高いのが特徴です。
おしっこをした部分がしっかり固まるので掃除がしやすく、価格も比較的安め。
ただし、粉が舞いやすく誤飲のリスクがあり、子猫や敏感な猫には注意が必要です。
② おから系
食品由来の自然素材でできた猫砂です。
軽くて扱いやすく、燃えるゴミとして捨てられるのも嬉しいポイント。
そして何より、万が一食べてしまっても比較的安全なのが大きな魅力です。
ただ、軽いので飛び散りやすく、湿気を吸うとにおいが出やすいこともあります。
③ 紙系
再生紙で作られた環境にやさしいタイプ。
軽くて掃除が簡単で、可燃ごみとして捨てられます。
固まり具合はやや弱いものの、粉が少なく、アレルギーの心配も少なめです。
④ 木系
木材チップやパルプが主成分で、自然な木の香りが特徴。
消臭効果が高く、システムトイレにも使いやすいタイプです。
一方で、猫によっては木の香りを嫌がる場合もあります。
⑤ シリカゲル系
吸湿性が非常に高く、長持ちするタイプ。
消臭力が抜群で、交換の頻度を減らしたい人に人気です。
ただし、誤飲すると危険なこともあるので、猫が砂を口にしてしまう場合には不向きです。
🐾猫が猫砂を食べてしまう原因と対策

私の猫も、最初は砂を口にしてしまいました。
調べてみると、これにはいくつかの理由があるようです。
- 好奇心や遊び感覚(子猫に多い)
- 栄養不足(特にミネラルや鉄分)
- ストレスや退屈からの行動
- 砂の素材や匂いが気になる
このような場合は、
- 誤飲しても比較的安心な「おから系」や「紙系」に変える
- トイレの近くにおもちゃを置かない
- 食事バランスを見直す
などが効果的です。
もし、何度も砂を食べてしまうようなら、早めに動物病院で相談することが大切です。
🐾猫がトイレでちゃんとしてくれないときの工夫

猫砂を変えたとたん、トイレを嫌がることもあります。
そんなときは以下のポイントをチェックしてみましょう。
- トイレの場所が落ち着かない(静かな場所に移す)
- 砂の種類や香りが合わない(前の砂に少し混ぜながら慣らす)
- トイレが汚れている(こまめな掃除を意識)
- トイレの数が足りない(猫の頭数+1個が理想)
猫にとって「快適なトイレ」はとても大切。
気持ちよく排泄できる環境を整えることで、失敗もぐっと減ります。
🐾実際に使ってみた「おからの猫砂」の感想

私は最終的に「おからの猫砂」に落ち着きました。
最初は軽くて飛び散るのが気になりましたが、消臭力もあり、何より安心して見守れるのが一番の魅力です。
食べてしまっても慌てる必要がないという安心感は、初心者飼い主にとって大きな支えになります。
また、可燃ごみに出せるので処理もラク。
猫もすぐに慣れてくれ、今では快適にトイレを使ってくれています。
🐾まとめ:猫と飼い主が安心できる猫砂を見つけよう

猫砂は「猫が安全に使えるか」「掃除のしやすさ」「消臭力」など、さまざまな視点で選ぶことが大切です。
特に子猫や好奇心旺盛な猫の場合は、誤飲しても安全な素材を選ぶことが安心につながります。
私自身、いろいろ試した結果、猫も私も快適に過ごせる猫砂を見つけられました。
猫砂選びに悩んでいる方は、焦らずいろいろ試しながら、あなたの猫にぴったりの砂を見つけてくださいね。

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