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猫は1日何回うんちをする!? 回数・色・形からわかる健康チェック

5ヶ月の子猫を保護してから数日。

驚いたのは、1日に6回もうんちをすることでした。

「えっ、こんなに?」「普通なの?」——猫を初めて飼う私は心配でたまりませんでした。

調べてみると、猫のうんちの回数には“年齢”や“食事”など、いくつもの要因が関係していることがわかりました。

今回は、猫の平均的な排泄回数と健康チェックのポイントをまとめてご紹介します。

平均的なうんちの回数はどれくらい?

まず、猫のうんちの回数には個体差があります。

ただし、一般的には次のような目安があるといわれています。

猫の年齢平均的なうんちの回数
子猫(〜6ヶ月)1日2〜3回程度
成猫(1歳〜)1日1回程度
シニア猫(10歳〜)1日1回未満もあり

子猫は代謝が活発で、消化スピードも速いため、1日2〜3回の排便は正常範囲内です。

ただし、私のうちの子猫のように1日6回というのはやや多め。

というのも、いきなり外から家に入れられたのでストレスでだいぶ猫砂を食べてしまうという、かなりトリッキーな原因もあるのですが…。

うんちの“回数”だけでなく、“形・色・におい”にも注目することが大切です。

子猫のうんちが多くなる主な原因

① 食事の内容や食べる量

子猫は食欲旺盛です。1日に何度も少しずつ食べるため、結果的にうんちの回数も多くなります。

特に高たんぱく・高カロリーの子猫用フードは消化が早く、回数が増えがちです。

② フードを変えたばかり

保護したばかりの子猫は、環境が変わるだけでお腹を壊すことがあります。

前の飼育環境と今のフードが違う場合、腸内環境が安定するまで数日〜1週間かかることもあります。

③ ストレスや環境の変化

引っ越し・多頭飼い・人間との同居など、環境の変化は猫にとって大きなストレスです。

ストレスによって一時的に便通が乱れることもあります。

④ 寄生虫・消化不良の可能性

うんちの回数が多く、柔らかい便や下痢気味の場合は、寄生虫や消化不良の可能性も。

特に保護猫の場合、念のため一度動物病院で検便してもらうと安心です。

異常サインを見逃さない!うんちチェックポイント

うんちは猫の健康を映す「鏡」。

次のような場合は、注意が必要です。

  • うんちが水っぽく下痢気味
  • 血が混じっている
  • 酸っぱいような強いにおい
  • 回数が急に増えた or 減った
  • 2日以上排便がない

子猫であれば、一時的な下痢はよくあります。

しかし、2日以上続く元気や食欲がないなどの様子が見られるときは、早めに動物病院を受診しましょう。

健康的なうんちの目安とは?

健康な猫のうんちは、次のような状態です。

  • 色:こげ茶〜濃い茶色
  • 形:ソーセージ状でつぶれにくい
  • におい:多少はあるが、鼻をつくほどではない
  • 回数:1日1〜2回(子猫は2〜3回でもOK)

もし、ベチャッとしていたり、白っぽい・黒っぽいなどの変化が見られたら、フードや体調を見直すサインです。

うんちの回数を安定させるための工夫

① フードは急に変えない

キャットフードを変えるときは、1週間ほどかけて少しずつ切り替えるのがコツ。

急な変更は腸内バランスを崩す原因になります。

② 水分をしっかりとる

水分不足は便秘や硬い便の原因になります。

流れるタイプの給水器や、ウェットフードを混ぜるなどして、自然に水をとれる環境を整えましょう。

③ 腸内環境を整える

最近は猫用の乳酸菌サプリや整腸フードも豊富です。

特に保護直後やフード変更期には、腸をサポートする補助食が役立ちます。

④ トイレを常に清潔に保つ

猫はきれい好きです。トイレが汚れていると排泄を我慢したり、別の場所でしてしまうことも。

1日に数回チェックして、こまめに掃除しましょう。

我が家のケース:1日6回から2回へ

我が家の子猫も最初の1週間は1日6回ほどうんちをしていました。

フードを安定させ、水をしっかり飲ませるようにしてから、徐々に1日2回に落ち着いてきました。

元気に走り回り、食欲も旺盛。

いまでは健康なうんちをしてくれるようになりました。

まとめ:うんちの「量」より「質」を見る!

  • 猫のうんちは1日1回が目安(子猫は2〜3回でもOK)
  • 回数だけでなく、色・形・においもチェック
  • 下痢や便秘が続くときは、早めに獣医へ相談を

猫のうんちは、毎日の健康通信簿のようなもの。

「今日も元気にトイレしたかな?」と観察することで、病気の早期発見にもつながります。

少し気をつけて見てあげるだけで、猫も飼い主も安心して暮らせますよ🐾

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