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うちのおばあちゃんごはん中に寝ちゃう!?80歳の”舟こぎ”は普通のこと?

「え? 寝てる!?」

1年前のある日、ごはんを食べていたおばあちゃんが、箸を持ったままコクリ…と舟をこぎ始めました。

最初は偶然かな、疲れているのかな、と思って「部屋で休んだらどうですか?」と声をかけていました。

でもそれは一度きりではなく、気づけば毎日のようにウトウト。

お茶を飲んでいる時も、気づいたら目を閉じてカクン…。

80歳という年齢を考えれば、「まあ、こんなものかな?」と思う一方で、
「これって普通? 認知症のサインなの?」
と心配になる気持ちもありました。

同じような悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。

高齢者が“ごはん中にウトウトする”のは実は珍しくない

まず結論から言うと、
高齢者が食事中や座っている時に舟をこぐのは決して珍しいことではありません。

そもそも、高齢者の睡眠や体のリズムには、若い頃とは違う“当たり前の変化”があるからです。

ここから、一般的に考えられる原因をやさしく説明していきます。

年齢による体内時計の乱れ

高齢になると、体内時計が若い頃のように安定しにくくなります。
そのため、

  • 朝早く目が覚める
  • 夜の睡眠が浅い
  • その分、日中に眠くなる

といったことが自然に起こります。

つまり、日中の眠気は老化によくある現象です。

舟をこぐようにウトウトするのも、その延長にあります。

睡眠の質が下がると日中の眠気が強くなる

高齢者は“熟睡しにくい”こともよくあります。

トイレで起きたり、体の痛みで眠りが浅くなったり…。

結果として、夜の睡眠不足 → 日中の強い眠気につながることがあります。

おばあちゃんが食事中に眠くなるのも、実は夜に十分眠れていない可能性もあります。

薬の副作用で眠くなることも

80代になると、何かしら薬を飲んでいることが多いですよね。

  • 血圧の薬
  • 痛み止め
  • 心の薬
  • 不眠薬の名残

これらの中には、眠気が出るものがあります。

「薬の副作用で日中に眠くなる」というケースは想像以上に多いのです。

食後の血糖値変化も眠気の原因に

若い人でも食後に眠くなることがありますよね。

高齢者の場合、その程度が強く出る場合があります。

食事が終わる頃に舟をこぐのは、そのせいかもしれません。

40代の私は、さすがに食事中に寝ませんが、お昼ごはんの後は高確率で眠くなります(笑)。

認知症の可能性はある?単体では判断できない理由

「食事中に寝る=認知症の始まり?」
と思いがちですが、実はそれだけで判断することはできません。

認知症の初期に出やすいのは、どちらかというと

  • 同じ話を何回も繰り返す
  • 料理や家事の段取りが難しくなる
  • 今までできた簡単なことが抜ける
  • 時間の感覚があいまいになる

といった特徴です。

「舟をこぐ」だけでは判断できませんし、必ずしも異常とは言えません。

うちのおばあちゃんは物忘れが増えてきて気になるので、認知症検査を検討しています。

「普通のこと?」という疑問の答えはよくあるけど様子見も大事

おばあちゃんの舟こぎは“よくあること”。でも、気になるなら生活全体を軽くチェックしておくと安心。

これが現実的で優しい答えです。

ただ、毎日のように続いているのであれば、

  • 夜に眠れているか
  • 最近薬が変更になっていないか
  • 食べる量や元気さが変わっていないか

などを観察しておくと、ご家族として安心できます。

昨年と比べてどうなったか、変化があったかどうか比べてみてくださいね。

こんな場合は大きな心配はいらない

以下に当てはまるなら、大きな異常は考えにくいです。

  • 声をかければすぐ目を覚ます
  • その後は普通に会話ができる
  • 食べる量はいつも通り
  • 立つときにふらつきがない
  • 性格や行動が急に変わった様子がない

日常生活を普通に送れているなら、老化による眠気の可能性が高いと言えます。

気をつけたいサインはここ

逆に、以下のような変化がある場合は注意が必要です。

  • ぐったりしている、反応が鈍い
  • 食べる量が急に減った
  • 今までできた家事や作業ができなくなった
  • 会話が急に少なくなった
  • ぼーっとしている時間が明らかに増えた

必ずしも異常とは限りませんが、気になるときは一度かかりつけの病院に相談すると安心です。

まとめ

おばあちゃんの「ごはん中の舟こぎ」。

最初はビックリしますが、実は高齢者にはよくみられる現象です。

とはいえ、家族としては心配になるもの。

そんなときは、

  • 生活の様子を軽く観察する
  • 気になる変化があれば相談する

そのくらいの気持ちで大丈夫。

大切なのは、おばあちゃんが安心して過ごせること。

日常の中の小さな変化を気にかけながら、無理のないペースでそばにいてあげられれば、それだけで十分だと思います。

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