乾燥に弱いぱん子です。
部屋が乾燥すると、肌のかゆみや風邪など体の不調が増えてしまいませんか?
そんなあなたに、優しく適度にお部屋を潤す手作り気化式加湿器をおすすめします。
この加湿器は電気が不要なので、置き場所を選ばないのが最大の特徴。
この加湿器は新聞紙で作ることができますが、私は「コーヒーフィルター・フェルト・ペーパー加湿器」の3つをおすすめします。
新聞紙は読み終わった後なら実質0円で加湿器の材料にできるのがメリット。
しかし、コーヒーフィルターなども安価で手に入りやすく、さらにアレンジの幅も広いのでおすすめなのです。
この記事では、新聞紙よりコーヒーフィルターなどをおすすめする理由と、気化式加湿器の作り方を解説します。
手作りの小さな気化式加湿器より、大容量のものが欲しいあなたにおすすめ!
加湿しすぎない、音がでない、見た目も華やかなミスティーガーデンは、寝室やリビングにピッタリです♪
植物に水をあげるようにお水を注ぎ入れるので、毎日楽しく加湿ができます。
もちろん抗菌・防カビ仕様!
新聞紙の加湿器は気化式だから電気は必要なし!
今回ご紹介するのは、安価で簡単に手作りできる気化式加湿器です。
気化式加湿器は、水を吸ったフィルター(新聞紙など)から水分が気化することでまわりを加湿するものです。
電気が必要ないので、欲しい時に欲しい場所へ設置することができるという便利な加湿器。
普段使いはもちろん、旅先のホテルなどいつでもどこでも乾燥対策ができますよ。
乾燥にはたくさんのデメリットがありますので、まだ対策をしていない場合は少しでも意識してみてくださいね。
一般的に、適切な室内湿度は40~60パーセントと言われています。
何も対策をしない場合は、乾燥する冬だと湿度が20~30パーセントまで下がってしまうこともあるのです。
体調不良を引き起こすばかりか、電気代までかさむなんて!
つまり、加湿器は必須アイテムと言えます。
しかし加湿器を購入するとなるとたくさん種類があって、どれを選べば良いか悩むので選ぶのが難しいですよね。
電気式加湿器は高機能で部屋全体をまんべんなく潤してくれる優れものですが、デメリットもあります。
家電売り場で欲しい電気式加湿器が見つからなかったら、新聞紙など身近にあるもので気化式加湿器を作るのも一つの乾燥対策です。
新聞紙はリサイクルすることで材料費が0円になるので、気化式加湿器がどのようなものか試してみるのにちょうどいいですね。
新聞紙加湿器の作り方は簡単だけどカビ対策は必須!
私は、「除湿といえば新聞紙!」と思っていましたが、加湿器にもなるなんて便利ですよね。
それでは、実質0円でできる新聞紙を使った加湿器の作り方をご紹介します。
- 1新聞紙を3枚重ねる
- 2重ねた新聞紙をくるくる丸めて筒状にして輪ゴムで留める
- 3筒をたくさん作る
- 4水を入れたバケツに筒を差し込む
バケツにたくさんの筒が差し込まれた状態になったら出来上がりです。
新聞紙はバケツから水を吸い上げ、吸い上げられた水は気化して空間に放出されます。
大容量の加湿器になりますね!
ただし、作った後何日もそのままにしておくとカビの原因に!
カビが生えた状態で放置するとカビを部屋中にまき散らすことになって非常に危険です。
カビを吸い込んでしまうと肺炎などの原因になってしまいます。
風邪の症状と似ているので、油断しないでくださいね。
特にお年寄りや小さなお子さんがいる場合は注意してください!
カビ対策として、加湿器のメンテナンスや作り直しなどの他、家にあるもので雑菌の増殖を抑える方法があります。
なんとキレイな10円玉を器にポンと入れるだけ!
まずはキレイにしてからバケツに入れることで、銅でできている10円玉の殺菌効果が期待できますね。
このようにカビさえ注意すれば簡単に作ることができる新聞紙加湿器ですが、出来上がりの形が少し殺風景になってしまいます。
バケツと新聞紙だと、これからお掃除が始まるという印象を持ってしまいます。
日本で乾燥の季節といえば、主に寒い時期。
お部屋に置くには少し見た目に暖かさが欲しくなりますね。
新聞紙加湿器を置くなら、サイズやデザインなどに工夫が必要かもしれません。
ただし、新聞紙加湿器は毎日水を入れ替えたとしても完全にキレイになったとは言えません。
一週間程度で新しいものに替えてくださいね!
新聞紙加湿器でハンチョウ部屋化は危険?洗濯で解決♪
『1日外出録ハンチョウ』という漫画をご存じですか?
この漫画のエピソードの一つに〈風邪を引いた際に新聞紙加湿器を大量に作り、部屋中に敷き詰める〉というものがあります。
先ほども解説したとおり、新聞紙加湿器はメンテナンスも作り直しもせずに置きっぱなしにすることはできません。
もしカビが発生してそれを吸い込んでしまったら別の病気になってしまうのです。
もしこの『1日外出録ハンチョウ』のようにお部屋の見た目を気にしないのなら、「洗濯物を干す」ことでも加湿効果はあります。
新聞紙同様、濡れたものが乾く(気化)ことで加湿になるということを利用するのです。
洗濯物を干すことで家事が進みお部屋も潤うという一石二鳥の方法です。
ハンチョウさんのように風邪の時に洗濯をするのは辛いですが。
その他にも、一石二鳥の加湿方法にはこんな方法があります。
- 窓の水拭きをする
- 石油ファンヒーターを使う
など
窓の水拭きは、部屋の水分量を増やしながらカビの原因菌の除去をして、部屋も綺麗になるという利点づくし。
そして石油ファンヒーター。
これは灯油の燃焼によって水蒸気が発生し、加湿にもなる優れものです。
ただし、石油ファンヒーターは賃貸物件の場合使用禁止となっていることがありますので、確認してから使ってくださいね。
洗濯物干しや窓の水拭きの効果は一時的なものなので、可能なら加湿器を置いたほうが良さそうですね。
新聞紙の加湿器よりコーヒーフィルターがおすすめ!
ここまで手作り新聞紙加湿器を取り上げてきましたが、個人的には新聞紙で作るよりもおすすめの方法があります。
それが冒頭でもご紹介した「コーヒーフィルター・フェルト・ペーパー加湿器」の3点です!
100円ショップでも簡単に手に入れることができて、さらに、効果的で見た目も華やかになります。
新聞紙加湿器のデメリット?工夫次第で解決できる♪
新聞紙の加湿器は、大きな加湿器を作ったり、もともと古新聞なので気兼ねなく処分できたりするメリットはあります。
しかし、私にとってはこのような点が気になりました。
- 見た目
- 手軽さ
- インク
見た目は、工夫次第です。
デザインの好みは人それぞれですが、私にはリビングや寝室にはちょっと存在感が強すぎました。
手軽さについては、新聞紙をカットして筒を何本も作る作業が少し負担に感じました。
そしてインクです。
新聞紙のインクの主成分はソイインクという大豆由来の人体に優しい成分とされています。
しかし、そのすべての成分が公開されているわけではありません。
そのため、アロマオイルとの相性も不明です。
私はアロマオイルを使いたいので、インクの影響がない素材をフィルターに選びました。
あなたも、好みや用途によって使い分けてくださいね。
私は新聞紙を加湿ではなく、押し入れや玄関の「除湿」に使っています♪
手作り気化式加湿器におすすめの方法3選!!
この記事では、手軽な手作り加湿器についてご紹介しているのですが、手軽すぎて手作りと表現しても良いのかどうか悩むほどです。
あらためて、こちらの3点について解説します。
- コーヒーフィルター
- フェルト
- ペーパー加湿器
どれも新聞紙と同じように水の入った器に挿すだけで、効果的に水を気化させます!
コーヒーフィルターは十分に水を吸ってくれて、素材もしっかりしているので型崩れしにくいのがメリットです。
色は白や薄い茶色などが多いので、加湿器として部屋に置いてもインテリアの邪魔をしません。
フェルトは、カラフルで親油性が高いのでアロマオイルで香りのアレンジができ、華やかな加湿器になります。
最後のペーパー加湿器については、その名のとおり、水に挿すだけで加湿器となるように作られたものです。
100円から数千円の値段のするものまでさまざまですが、可愛くデザインされているものがほとんどです。
抗菌処理されているものも多いので、とても便利です。
ただし、ペーパー加湿器はアロマオイルが使えない場合がありますので、取扱説明書を確認してくださいね。
以上の3点はどれもおすすめなのですが、私はこのように使い分けています。
- 旅先のホテルやオフィスでは手軽なコーヒーフィルター
- 自室のデスクや寝室には可愛らしいフェルト
- 自宅のリビングには大きめのペーパー加湿器
手作りの小さな気化式加湿器より、大容量のものが欲しいあなたにおすすめ!
加湿しすぎない、音がでない、見た目も華やかなミスティーガーデンは、寝室やリビングにピッタリです♪
植物に水をあげるようにお水を注ぎ入れるので、毎日楽しく加湿ができます。
もちろん抗菌・防カビ仕様!
コーヒーフィルター加湿器の作り方♪
私はコーヒーが大好きで、ミルで豆を挽いてゆっくりコーヒーを淹れることが趣味です。
しかし数年前に妊娠が発覚した時に、泣く泣くコーヒーセットをしまい込んだものです。
そして今、そのしまい込んでいたコーヒーセットから古くなったコーヒーフィルターを発掘しました。
コーヒーフィルター加湿器は、この古くなったコーヒーフィルターを使って作っています。
コーヒーフィルターは、そのまま水に差しても良いのですが、ひと手間加えることで見た目も美しくすることができますよ。
- 1水を入れた器、コーヒーフィルター、ハサミを用意する
- 2コーヒーフィルターの閉じてあるところをカットする
画像①
- 3カットしたコーヒーフィルターをくるくると巻く
画像②
- 4先端を丸くカットする
画像③
- 5コーヒーフィルターを丸め直して根元をねじって留める
画像④
- 6器に挿す
画像⑤
2~4を繰り返し、いくつかの花を差し込めば出来上がりです。
不器用且つ芸術的センスを一度も褒められたことのない私でもこの出来上がり。
色合いがシンプルなので、お部屋になじみやすいかなと思います。
そして、アロマオイルを数適たらせば完成です。
私は抗菌に効果があると言われているユーカリやティーツリーのアロマオイルを使用しています。
寝室でリラックスしたい時に、好きな香りを選ぶのも楽しいですね。
もちろん、アロマオイルが苦手な場合は省いて構いません。
とても簡単ですし、しっかり作りこむ必要もないので、気軽に試してくださいね。
お部屋に加湿器を置いたら、注意したいポイントがあります。
前日の水が残っているからといって、継ぎ足しするのではなく、清潔な水に入れ替えることが大切ということですね。
他にも、ペットボトルを利用する加湿器の作り方も紹介している記事がありますので、あわせて読むと加湿についてもっと詳しくなりますよ♪
まとめ
- 新聞紙加湿器はバケツから水を吸い上げるので大容量
- 気化式加湿器は水を吸った新聞紙などのフィルターが水分を気化させることでまわりを加湿するもの
- 部屋の見た目を気にせず加湿だけを目的とするならば「洗濯物を干す」だけでも良い
- 新聞紙加湿器はリビングや寝室には存在感が強め
- 気化式加湿器におすすめの材料は「コーヒーフィルター・フェルト・ペーパー加湿器」の3つ
- 気化式加湿器の材料は手に入りやすく効果的で華やか
- コーヒーフィルターはひと手間加えることで見た目も美しくすることができる
新聞紙加湿器は、人通りの多い広い場所に適しているようです。
私が一番楽しいのは、寝室の枕元に可愛い気化式加湿器を置いて、お気に入りのアロマオイルをたらして眠ることです。
あなたも、加湿する目的や、お部屋の広さに合わせて自分に合った加湿器を探してくださいね。
手作りの小さな気化式加湿器より、大容量のものが欲しいあなたにおすすめ!
加湿しすぎない、音がでない、見た目も華やかなミスティーガーデンは、寝室やリビングにピッタリです♪
植物に水をあげるようにお水を注ぎ入れるので、毎日楽しく加湿ができます。
もちろん抗菌・防カビ仕様!
コメント