
ハンドメイドがゴミみたいと言われているって本当ですか?
最近では、ハンドメイド人口が増えているので高クオリティの作品もあれば低クオリティ(ゴミみたい)な作品もあります。
作品がたくさんある中で、後者の低クオリティの作品に注意が集まっているので、ゴミみたいと言われてしまいます。
近年はネットで手軽にハンドメイド商品を売り買いができるようになり、ハンドメイド作品を販売する敷居が低くなっているのです。
私もハンドメイドサイトでアクセサリーなどを購入しますが、サイトを見ていると私でも作れそうなものもあります。
それとは逆に、最近はゴミを再利用して作るハンドメイド作品もよく見かけますよね。
この記事では、ハンドメイドがゴミみたいと言われる理由と、ゴミをハンドメイドに活かすアイディアを紹介します。
年々増えている海洋プラスチックごみですが、時にはハンドメイドの材料になるものもあります!
「プラごみ問題」の知識を持ちつつ、ハンドメイド材料を探しながらゴミ拾いをするのもとっても素敵なことですね♪
日常生活に不可欠なプラスチックの問題点を知るにはこの1冊をまず読んでみると良いですよ。

ハンドメイドがゴミみたいと言われる理由はネット販売

最近では、ハンドメイドの商品販売はネット販売が主流になってきています。
ネット販売でハンドメイド販売の敷居が低くなり、多くの素人が参入したことでハンドメイドがゴミみたいと言われてしまうのです。
しかし、ハンドメイド初心者が踏み込みやすくなったのも事実ですよね。
ネット販売は誰でも参入しやすく便利
ネット販売はインターネット環境があれば、誰でも無料でお店(自分のページ)を持つことが可能です。
自宅にいながら出品、出荷作業まで完結できる便利なサイト。
しかし、ネット販売は誰でも出品できてしまうので、知識のない素人や小学生なども参入できてしまうわけです。

ハンドメイド商品を売るにあたって、必要な資格や年齢制限などはありません。
全く知識がないのにハンドメイドで物を販売することも可能となり、低クオリティの商品でもハンドメイドショップに並ぶことになるのです。
私もハンドメイドサイトでいろいろアクセサリーを探しますが、確かに小学生でも作れそうな…?
と思う商品もありました。
しかし、ネット上では出品数も多いので集客するのが一苦労!
ランダムに写真が並んでいると比較されやすく、余計に低クオリティ(ゴミみたい)な作品が目立ってしまうのです。
さらに実物を見て買い物ができないので、出品者の写真撮影の技術も必要になってきます。
ですので、写真の技術がないばかりにゴミみたいな作品に写ってしまうこともあるでしょう。
写真で作品をよく見せることができれば購入者の目を惹くことができますね。
ハンドメイドの販売場所は3パターン
ハンドメイド商品の販売場所は3つのパターンがあります。
- ネット販売(ハンドメイドサイト・オリジナルネットショップ・フリマサイト)
- 委託販売(お店の一部やレンタルボックスを借りて販売)
- イベント出店(フリーマーケット・ハンドメイドイベント)
ネット販売は対面で商品を売ることはないので、低クオリティ(ゴミみたい)な商品でも置きやすくなります。
委託販売やイベント出店は、イベント主催者や委託元に手数料を支払わなければいけません。
場所代などの料金を支払って販売するので、少し敷居が高くなりますね。
ネット販売とは反対に、委託販売やイベント出店はお客さんが実際に商品を手に取ってみることができます。
あなたにはゴミみたいに見える商品でも、愛着が湧いて購入する人もいるかもしれませんよ。
ハンドメイドは個性の生かされる場でもあるので、暖かく見守りましょう。
ハンドメイドはゴミになるものでも命を吹き込み作品に

ゴミみたいなものでも、発想の転換をするとハンドメイド作品になることがあります!
最近よく聞く環境問題に上がるのが、浜辺のゴミですね。
そんな浜辺のゴミを利用して作品を作っている作家さんも増えてきています。

環境問題について考えたことがない人も、知れるいい機会になりそうですね!
海洋プラスチックゴミから作るハンドメイド作品
海に落ちているプラスチックごみを回収し、選別してからきれいに洗った後、加工しやすいように切る。
その後、欠片をアイロンで伸ばして違う色を混ぜたりレジンで固めたりなど、アレンジ方法もたくさんあります。
主な作品として、アクセサリー・キーホルダー・間接照明・フォトフレームなどがあります。

どれも個性的な色味、形でかわいいです!
レジ袋の有料化や、リサイクルにもうるさくなった昨今、みなさんも身近な問題として頭に浮かびやすいと思います。
その中でも、環境問題としてよく取り上げられている海洋プラスチックゴミ。
海洋プラスチックとは、私たちの捨てたプラスチック製品が適切に処理できていなくて、海へ流れ出てしまったものです。
例えば、発泡スチロール・ペットボトル・食品の容器や包装紙、釣り糸などの使い捨てプラスチックゴミが海に流れ出てしまっています。
流さないのが一番ですが、ゴミと呼ばれるものからハンドメイド作品を生み出せるのは素敵なことですね。
砂浜で拾ったシーグラスを使って作るハンドメイド作品
シーグラスにはマイナスイオンが出ていると言われており、ストレスやイライラ軽減に効果があるそうです。
そんなシーグラスをアクセサリーにして身につけられたらいいですよね。
アクセサリーの他にも、ランプシェード・貯金箱・小物入れ・キャンドルなどにも使えます。
もともとはガラスなので、透き通った風合いがとってもきれいで見ていてうっとりしてしまいます。
シーグラスとは、海岸や湖の湖畔で見つかるガラスの欠片のことを言います。
波や水の揺れでガラス片が石などとぶつかり、角が取れたものが多く優しい曇りガラスのような風合いに♪
もともとは私たちが捨てた瓶やガラスの破片が長い年月をかけて作られたものなのです。
シーグラスの色は、主に飲み物のビンなどに使われるグリーン・ブラウン・透明・水色・黄色・ピンクなど。
珍しいものだと、グレー・パープル・レッド・ブラックなどがあり、レア度が高いため高値がつくそうです。
何とも不思議なシーグラスの世界ですね♪
年々増えている海洋プラスチックごみですが、時にはハンドメイドの材料になるものもあります!
「プラごみ問題」の知識を持ちつつ、ハンドメイド材料を探しながらゴミ拾いをするのもとっても素敵なことですね♪
日常生活に不可欠なプラスチックの問題点を知るにはこの1冊をまず読んでみると良いですよ。

ハンドメイドのゴミ作家じゃない!!個性光る一点物

ハンドメイドはゴミみたいなんて言われるのに、ハンドメイドに惹かれてしまうのはなぜでしょうか?
それは、ハンドメイド作家さんの作品は自分に合った商品に出会える確率が高いからです。
前項でお伝えしたように、シーグラスなどのゴミから作る作品は形や大きさが違うので「一点物」と言えるでしょう。
- 個性的な商品があり、他と被らない
- 既製品よりもリーズナブル
- オーダーメイドで商品を作ってもらえることがある
それでは、それぞれ説明していきます。
個性的な商品があり、他と被らない
ハンドメイド作家さんがデザインから行なっているので、個性的な商品に出会えますよ。
作家さんにファンがついて、商品が売れているパターンも多いです。
既製品よりもリリーズナブル
お店で商品を購入する場合はお店の運営費、人件費、広告費など商品価格にさらにいろいろプラスされてくるので割高になります。
しかしハンドメイド作家さんは商品作りから販売まですべて自身で行っているのでコストが少々カットされるのです。
オーダーメイドで商品を作ってもらえる
お店で売っている既製品は、自分好みにカスタマイズできるものはそう多くありません。
例えば…このピアスのデザインすごくかわいい!
けど私はピアスの穴が開いていない…。
私もピアス穴が空いていないのでデザインは気に入っていても諦めたことがありました。

イヤリングだったら即決で購入していたのにな…。
そんな時は作家さんに言えば対応してもらえる場合があります!
ハンドメイドはゴミと思わず、探してみると素敵な一点物に出会えることもありますよ♪
まとめ

- ハンドメイドがゴミみたいと言われるのは、ネットで販売できる場所が増えたことにより参入者が増えたから
- ハンドメイドを販売するに当たり、ネット販売は無料で出品でき在宅で完結できる
- ネット販売はライバルが多く買ってもらえるまでが大変
- ハンドメイド商品を売る場所は「インターネット」「委託販売」「イベントなどのフリーマーケット」
- 海洋プラスチックゴミから作るハンドメイドは、作品を作るだけではなく環境問題についても触れられる
- ガラス片のゴミが、長い年月をかけてシーグラスになる
- シーグラスはレアなものを見つけられれば高値で取り引きできる
- ハンドメイドを買うメリットは、個性的な商品に出会えてリーズナブル
- ハンドメイド作家さんにお願いしてオーダーメイドで商品を作ってもらえる場合もある
ハンドメイド作家さんも、せっかく一生懸命作った作品を「ゴミみたい」なんて言われたら悲しいですよね。
ネット販売で販売する手軽さも良いですが、商品のポイントや作っている工程であった小話なんかを聞ける対面販売で商品を大切にしたいですね。
私はそんな小話を聞いてしまったら、お店の商品を全部買ってしまいそうです(笑)
海辺のゴミみたいなもので作るアクセサリーもすごくステキなので、海に行った時には私も探してみようと思います♪
年々増えている海洋プラスチックごみですが、時にはハンドメイドの材料になるものもあります!
「プラごみ問題」の知識を持ちつつ、ハンドメイド材料を探しながらゴミ拾いをするのもとっても素敵なことですね♪
日常生活に不可欠なプラスチックの問題点を知るにはこの1冊をまず読んでみると良いですよ。

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