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海で拾った石の種類を調べよう!天然石の可能性も!宝探しを楽しむ♪

趣味
ぱん子
ぱん子

こんにちは。石にロマンを感じるぱん子です。

海で石を拾ったことはありますか?

海岸にはいろんな種類の石がありますが、その中には天然石も含まれているのです。

もし、海で綺麗な石を拾ったら、どんな種類の石なのかを調べてみると面白いですよ。

瑪瑙めのうや水晶、ヒスイなどに出会えるかもしれません!

一方、海岸には石以外にも海洋ゴミなどの漂着物がたくさんあります。

海洋ゴミは非常に残念なものですが、中にはアクセサリーやアートの材料になるような種類のものも漂着しているのです。

この記事では、海岸にある石の魅力と、石や漂着物を拾った場合の注意事項をお伝えしていきます。

また、ヒスイに出会えそうな海岸も紹介していますので、参考にしてくださいね。

石探しができる海岸はこの本でチェック!

読むと石を拾いに旅に出たくなるエッセイです♪

石好きの人が語る石の魅力に引き込まれますよ。

海で拾った石の種類は多種多様!海岸ごとに個性がある!

海岸にある石には、色のキレイなもの、不思議な模様のあるもの、面白い形のものなどいろんな種類がありますよね。

日本は石の種類が多い国です。

歴史と個性がつまった石を探したり拾ったりすることはとても面白いですよ。

天然石も岩石の一種!石は少しの違いで全く別物になる!

そもそも石とはなんでしょうか。

石とは、岩より小さく砂より大きい鉱物または岩石のかたまりのことです。

鉱物とは同じ成分・同じ原子の構造だけでできているもので、ダイヤモンドや石英がその代表例です。

岩石は鉱物がたくさん集まってできたもので、その種類は大きく分けて3種類あります。

  • 火成岩 マグマからできたもの。冷え方によりさらに異なる種類の岩石になる。
  • 堆積岩 細かい土や砂、生物の殻など降り積もったものが固まったもの。
  • 変成岩 すでにある岩石に強い熱や圧力がかかってできたもの。

美しい宝石は、これらの岩石の一種です。

そして、私たちのすぐそばにある丸い石ころは、何億何千年何万年もかけてできた岩石から形成されたものです。

丸い石は岩石が削られ川や海に転がされて角がとれたもので、海岸の石はそんな石たちが波に打ち上げられたものなのです。

ぱん子
ぱん子

私はこの石ができる過程にロマンを感じています!

私が拾った石たちが見てきた地球の歴史はいったいどのようなものだったのでしょうか。

もしかしたら恐竜もこの石と遊んでいたのではないかとドキドキしてしまいます。

日本は複雑な地形のため、各地で特徴を持ったいろんな種類の岩石が産出されます。

そのため、地域や海岸ごとに流れ着く石の種類も様々です。

海から打ち上げられた石の中に、天然石を含んだ多様な種類の石が見つかるのも納得ですね。

楽しい石拾いですが、デメリットもあります。

石拾いをしているとどんどん夢中になってしまうため、ずっと下を向いていることになりかねないのです。

せっかく海岸に行ったのなら、目線を上げて海を眺めることも意識してみてください。

波などから身を守るためにも、波の音に癒されるためにも、海に背を向けずに時折顔を上げて周囲を確認しながら楽しみましょう。

宝石質の天然石も灰色の石もつける価値は人それぞれ♪

日本の海岸で見られる天然石はいろいろあります。

ブログやヤフー知恵袋でも天然石を拾ったという投稿が多くあり、そこで登場する天然石はこのようなものたちです。

  • 瑪瑙めのう
  • 琥珀こはく
  • 水晶
  • ヒスイ
  • ジャスパー

など

この他にも珊瑚やパールなど海から打ちあがるものものあります。

宝石として販売されている種類の天然石が、海岸で発見されるのはとっても不思議ですよね。

もちろん、天然石を見つけることができるかどうかはほとんど運次第で、確実とは言えません。

ただし、魅力的なのは宝石質の天然石だけではないのです。

灰色の石、いわゆる普通の石でもその形や質感など様々な個性があります。

あなたも純粋に「キレイな質感!」「不思議な模様!」「変な形!」と石を拾った記憶はありませんか?

みんなにとって価値はなくても、あなたにとっては特別に感じる石がきっとあるはずです。

ぱん子
ぱん子

私は天然石よりこちらに興味を持っています。

私はまだ見つけたことがないのですが、石川県の海岸には「飛騨片麻岩ひだへんまがん」という日本最古の石があります。

なんとこの石は恐竜の時代よりはるか前の2億4000万年以上前にできたもの!

私はこの2億4000万年の時間を過ごした石をぜひ手に取ってみたいです。

たくさんの石の中から、心の琴線に触れるものをゆっくり探したり拾ったりすることはとても心地よいものですよ。

そして石を拾うことは、とても自由な遊びなのです。

夢中になって好きな色や形を探すことも、途中で手を止めて帰ってしまうことも自分次第です。

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読むと石を拾いに旅に出たくなるエッセイです♪

石好きの人が語る石の魅力に引き込まれますよ。

海で拾ったのはヒスイ?糸魚川市で緑の宝石に出会える!

海岸で見つかる天然石の一つに、日本の国石であるヒスイがあります。

日本の神話に登場したり、遺跡から出土されたりしているので、ヒスイを拾ったことがなくてもなじみはあるのではないでしょうか。

しかし、驚くべきことに日本のヒスイ産地が発見されたのは昭和13年とほんの数十年前のことだったのです。

全国の遺跡から出土されたヒスイは新潟県産だった!

日本には北海道・本州・四国・九州それぞれヒスイが採れる地域がありますが、日本のヒスイ産地と言えば新潟県糸魚川市です。

糸魚川市で産出されるヒスイは純度が高く、唯一宝石質として認められているからです。

しかし、神話に登場するほどの古い歴史を持つヒスイですが、日本ではその産地を把握していなかったのです。

ヒスイの存在は『古事記』に産地のヒントとともに記載があるのですが、奈良時代以降の記録がありません。

そのため、産地が確認されるまでは日本で出土されていたヒスイは海外から持ち込まれたものだと考えられていました。

あの美しくキレイな色の石の記録がないというのは、とても不思議なお話ですよね。

ヒスイは親油性が高いため肌の油分となじむことで艶が増すのです。

そのため、アクセサリーとして身に着ける時間が長いほど美しくなり、またそれ自体が乾燥を防ぐお手入れにもなるようです。

こんなアクセサリーにぴったりな美しいヒスイが採りつくされていなくて本当に良かった。

私たちが今ヒスイ探しを楽しむことができるのは、歴史の陰に隠れていてくれたおかげなのかもしれません。

観光の思い出に!ビーチでヒスイと出会えるかも♪

糸魚川市で実際にヒスイを拾えるかもしれない海岸はこちらです。

観光地としても素晴らしいところなので、誰でもヒスイ拾いに挑戦できますよ。

〈ヒスイ海岸〉

安全にヒスイ探しができる世界的に珍しい観光地

〈ラベンダービーチ〉

ラベンダー色のヒスイが採れる海岸

ヒスイは本来無色透明なのですが、含まれる鉱物によって色が変わります。

緑色のヒスイは鉄やクロム、ラベンダー色のヒスイはチタンを含んでいるのです。

遺跡から出土されたヒスイもこれらの海岸で拾われていたのでしょうか。

ぱん子
ぱん子

縄文人もヒスイを拾ったのかもしれませんね。

「日本一の石ころタウン」糸魚川市ではヒスイ以外にも天然石や面白い石が転がっています。

ぜひ観光の行程に石拾いも入れてみてください。

なお、海岸でのヒスイ採取は可能ですが、小滝川ヒスイ峡では禁じられていますのでご注意ください。

糸魚川市にあるフォッサマグナミュージアムという博物館では、石の無料鑑定サービスを行っていることがあります。

鑑定してもらえるかどうかは抽選になるそうなので、事前に確認してみてくださいね。

また、鑑定を受けるとまではいかなくても、海岸で拾った石の種類が気になった場合はこんな調べ方があります。

図鑑

図鑑はどんどん進化・工夫されていて、とても面白いです。

図鑑を開くことによって、また違う興味を引き出せるように作られているものが多く、お子様にもお勧めです。

アプリ

アプリでは石を撮影するだけで判別してくれるという便利なものがあるのです。

持ち運びに便利で、瞬時に結果が出るので石を探しながら調べることができます。

そのほか、フォッサマグナミュージアム以外にも無料鑑定サービスを行っている施設があります。

石の種類が気になった場合はお近くの博物館等に問い合わせてみてくださいね。

海で拾ったならビーチコーミング経験者!新たな趣味に!

ビーチコーミングとは、海岸などに打ち上げられた漂着物を観察・収集の対象とする行為です。

海外からの漂着物などを拾ったり、アートに用いたり、アクセサリーの材料にしたりと宝探しのようなアクティビティなのです。

「趣味は石ころ拾いです」よりも「ビーチコーミングが趣味です」と言えば、ちょっとかっこいいかもしれません。

ビーチコーミングでSDGsを考える

海岸には石だけではなく海洋ゴミや流木、貝なども打ち上げられます。

海洋ゴミは海の環境に深刻なダメージを与えるため、無くさなくてはならないものです。

しかし、ビーチコーミングの際にそのゴミがどこから来たものなのかと想像を膨らませることに罪はありません。

日本だけでなく、近い国や遠い国から海を越えてやってきたのだと思うと、ゴミとはいえなんとも不思議で複雑な気持ちになります。

そして、海洋ゴミの中には陶片やシーグラスなどがあります。

それぞれ割れた陶器のガラスが海にもまれて丸みを帯びたもので、アクセサリーの材料として人気です。

フリマアプリでも頻繁に売買されているもので、それほどに美しいのです。

拾った海洋ゴミを再利用し、価値のある資源になるというのは素敵ですよね。

SDGsの目標にも「海の豊かさを守ろう」というものがあり、海洋ゴミについての取り組みがあります。

ぱん子
ぱん子

ビーチコーミングでアクティビティとSDGsの取り組みとを両立していきたいですね。

ビーチコーミングするなら安全の確保が大切

ビーチコーミングは季節を問わず誰でも気軽に行えることが魅力です。

好きなものを探すというとても自由なアクティビティなのです。

自由であるとはいえ、海岸での活動になりますのでアウトドアレジャーの準備は必要です。

服装
  • 歩きやすい靴
  • 上着
  • 帽子
  • 軍手
  • 雨具

など

足元が歩きやすい状態であるとは言えず、海のそばなので波や天気にも注意が必要です。

そして、拾った石の観察や記録をつけるためにあると便利な道具はこちらです。

石の表面や断面を調べるためにハンマーやルーペがあると、より石の世界を楽しめますよ。

道具
  • ハンマー
  • ルーペ
  • ビニール袋
  • ピンセット
  • メモ帳
  • ボールペン
  • カメラ

など

また、体調管理のために飲み物や飴なども携帯してください。

基本的には安全を確保できるような準備があれば年中いつでも気軽に楽しむことができます。

ただし、やみくもに漂着物や生物を触ることはお勧めしません。

海岸には危険なものもありますので安易に触らないようご注意ください。

  • 鋭利な陶器やガラスなどの破片
  • 液体の入ったボトル
  • 毒のある生き物
  • 魚などの死骸

など

トラブルや怪我の原因となりますので、避けるようにしましょう。

ビーチコーミングは一人でじっくり楽しむのもお勧めですが、友達や家族と発見した石や漂着物を見せ合うことも楽しいです。

ぱん子
ぱん子

もし同行者に小さなお子さんがいる場合は、目を離さないようにしてくださいね。

海で拾った石を持ち帰るのは法律違反?確認が必要!

もし、海で拾った石を持ち帰る場合は注意が必要です。

ビーチコーミングの楽しさをお伝えしてきましたが、実は拾った石や漂着物を持ち帰ることは法律で禁止されているのです。

  • 海岸法 国や自治体に許可なく土石(砂を含む)を採取してはならない
  • 自然公園法 土石や動植物等一切の持ち出し禁止

さらに、沖縄県では沖縄県漁業調整規制にて珊瑚も含めてより厳しく規制されています。

ただし、個人が趣味の範囲で少量を持ち帰ることは問題ないとされています。

多くの人はこの常識の範囲内でビーチコーミングを楽しんでいるのです。

子供の自由研究などに持ち帰る分には問題がないということです。

景観が変わるほどの大量採取や販売目的の採取は認められていません。

自然公園法で守られている海岸には大きく採取禁止の旨の掲示がありますので、見回してみてくださいね。

当然、立ち入り禁止区域に入るのは問題外です!

持ち帰るかどうかは別にして、拾った石はぜひ厳選してみましょう。

厳選するときに「なんでこの石を拾ったんだろう」と不思議に思うこともあり、それはそれでクスっと笑えて楽しいものです。

まとめ

  • 海岸にはいろんな種類の石があり天然石も含まれている
  • 日本は石の種類が多い国
  • 石は岩より小さく砂より大きい鉱物または岩石のかたまりのこと
  • 宝石として販売されている種類の天然石が海岸で発見される
  • 日本のヒスイ産地が発見されたのは昭和13年
  • 糸魚川市で産出されるヒスイは純度が高く唯一宝石質として認められている
  • ヒスイ海岸は観光地としても素晴らしく誰でもヒスイ拾いに挑戦できる
  • ビーチコーミングは天然石や漂着物を探す宝探しのようなアクティビティ
  • 海洋ゴミは海の環境に深刻なダメージを与えるため無くすべきもの
  • 海岸で拾った石や漂着物を持ち帰ることは法律で禁止されている

海でなんとなく拾った石が宝物になることがあります。

地球の内部から噴き出したマグマや、海底に蓄積されてきた生物の組織などからできたと意識すると石はとても面白いです。

美しい石、不思議な石を拾ったらぜひ観察してみてくださいね!

石探しができる海岸はこの本でチェック!

読むと石を拾いに旅に出たくなるエッセイです♪

石好きの人が語る石の魅力に引き込まれますよ。

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